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ジャズはいつでも現場で起きていた その1-この道に入ったきっかけ

私がなんでギタリストになったか。それを書きます。

それは音楽を仕事にするという儚い夢を諦めるためでした。

あの頃私はふつうのサラリーマンをやっていて、役職もあってそこそこの暮らしをしていたんですが。

母親が年齢に似合わぬ面倒な病気になってしまい、近い将来介護を必要とすることが見えてきてしまって、いつかいつかと先延ばししてごまかしてきた「夢」というものにケリをなければ後悔する予定が立ってしまったのでした。

つくばに当時あったけっこう都内の有名ミュージシャンが来るライブハウスに私はアマチュアとして出演していて、つまり入り浸っていて。

好きだったバンドの打ち上げに潜入して「一度でいいから一緒に演奏してください!」思い詰めていたんでしょう、通常だったら恐れ多いこんなことをお願いしてしまった。

そうしたらあっけなくあるバンドに入れてもらえる話になった。

それが渋さ知らズだったんですね。

諦めるため と書いたのは。

プロのバンドに一度入れば音楽の学校にも行ったことがなければジャズ研出身でもない私なんぞが通用するはずがなく、すぐクビにしてもらえば長年の夢にケリがついて。

ふつうの仕事を継続させながら親の介護の役目を果たせる。

年齢は30を過ぎた頃でした。

あとで何でテストもしないで何者かわからない私を入れてくれたんですか?と尋ねたことがありました。

あの店に出ているなら大丈夫だろうと思ったと言われました。

そのお店とはつくばに2000年まであったアクアクというお店のことです。

つまりアクアクに出入りしていなければこの縁はなかったわけで。

アマチュアの下手っぴバンドでしたが、やっていたからここにも出れたわけで。

あの時このアマチュアバンドに入れてくださいって言いにいかなきゃ、全て何も起こってない…。

家で練習してるだけじゃただ上手くなるだけで何も起こらないのね。

 

 

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